困る主流「文字の小ささ」      
     
 
360のゲームをやって色々気づいたことがあるのだけども、
そのうちのひとつは「文字が小さい」ことだろう。
今もっているソフトでこれが当てはまらないのは
「デッドオアアライブ4」と「あつまれ!ピキャータ」くらい。

洋ゲーから取り入れられた手法ではないかと思われるが、
洋ゲーは本来英語が使われるのですが、そもそも英語の視認性は高く、
26文字でいい上に、特殊な文字はほとんど用いられることがない。

日本語がこのフォントに合わせた場合、視認性はぐっと下がる。
ただでさえ日本語はひらがなカタカナがあり、漢字まである。
ひらがなカタカナだけでもそれぞれ50音ずつあるし、
濁音で20音、丸で5音増える。足すと(50+20+5)*2=150音、英語の約6倍はある。
コレに加え、漢字も含めると、とても英語と同じ大きさで
文字の表現が実現できるものとは思いにくい。

実際、これをやっちゃっているのが最近のゲームとなる。





昔々、ファミコンがはやった理由は楽しかったからに尽きるんだけど、
それだと話にならないので、ざくざく掘り下げていこう。

なぜ楽しかったからかというと、遊び方が理解できるからだろう。
さらにいえば、ボタンは十字キーとボタン2つ。
特に創世期のゲームはそこまで複雑なものではなかったし、
ガムシャラにぐちゃぐちゃやるだけでもそれなりにゲームは進展するので
これといった文字による説明も特に必要がなかった。

と、いおうとおもったけど、正確に言えばこれは違う。
言い換えれば、それが可能となる作り方をしていたからだろう。

文字がほとんどないゲームで、更にプレイスタイルがわかりずらいゲームは
当時は淘汰されている時代だった。今は隠れた名作といわれるものでも、
これが故に敬遠されていることがあった。逆もまたしかり。

その後、日本では、RPGが流行した。
これはどうあがいても元々が文字主体であるため、文字がわからないと話にならない。
けど、流行った。これはどうかといえば、ひらがなカタカナのみとはいえ、
わかりやすい日本語を書くゲームがあったこと、それと視認性の問題もあると思う。

ファミコンはその点、結構苦労したんではなかろうか。
はじめはROMの容量の問題によって日本語がかけなかったり、
かけたとしてもカタカナのみの非常に読みずらい文字。
もしこのままRPGを発売した場合、
イマイチな状態で日本では受け入れられなかったかもしれない。

ドラクエが一世を風靡した時代があったエニックスだが、
あの会社は、アレの前に「ポートピア連続殺人事件」を発売している。
元々パソコンゲームで、ファミコンへの移植となるわけだけど、
アドベンチャーというジャンルをはじめて出した、挑戦的なものになる。

ところで実はこのゲーム、一部のひらがなが使われていない。

これの理由としては明快で、

「容量が足りなかったから、あまり使わない文字を削って容量確保した」

ということなのだけれども、理由は明快でも、やるは難し、
もしパソコン版で50音全部使っていれば全部を精査し、
使う機会のない文字が使われていれば
それを別の表現にして使わないようにする努力が必要となる。

もしこれがカタカナだけの場合、非常に読みずらく、誤認も多くなり、
ひょっとしたら一発もののマイナージャンルとなって、
ファミコンの世界では終わっていたかもしれない。
(実際、カタカナだけのゲームをやると、非常につらいのがわかると思う)

あえて無理してでもカタカナのみにしないことでユーザーに受け入れられた。
そう考えれば、エニックスの功績はかなり大きい。犯人はヤス。


さて、昨今は操作も複雑になりましたが、思考するスタイルは
当時のものとはかなり変わってきており
ストーリーもイベントもちゃんと読めた方がいいけど
基本的に読まなくてもなんとかなる、というスタイルが主流のようで。

ところで、欧米には、少なからず、話せるけど、文字の読めない人がいるようで。
もちろん英語ですが、文字を勉強しないと、言葉は理解できても文字がかけない、
そういうことになることもあるようです。
まあ、それは勉強できない、してない子供がいるから、
ということなのですが。

まあ、日本の人でもおじいちゃんおばあちゃん世代あたりが
当時の教育があまり発達していなかったのを理由として、
文字を書くとひらがなもしくはカタカナ、ひどいと書けない人も
たまにいたりしますよね。そういうことです。
そういやビートたけしの親父もひらがながかけなかったとか。

だから、言葉は出てきても、読める文字は少ない、はずなんですが、
日本語の場合、びっしりみっちり、細かい文字でつらつらとかかれています。

自分は、まだ若者と名乗れる世代なんだ!!とかたくなに思っていますが、
社会人勉強として、字は視認性を高めるために
「わかりやすく、大きく」ということを学んでいると思います。
プレゼンで細かい表を見たりするのはある種の苦痛を強いられるのです。
具体的にいうなら、目を凝らしたりとか、近づいたりとか。


今までの歴史を振り返るにあたって、この現象はどちらかというと
退行している傾向にあるのではないかと思うのです。
もしくはゲームの主流がマニアック推奨している感じ。

コレになれないやつはどうしようもない、といった切り捨て事情。
まあ、いまんとこ360でしかみられない現象ですが、
ほかのハードでももし見かけるようになったら、ターゲットは
絞られていくのだろうな、と思うのです。


とまあ、こんなことをゲーム開発者側の人にぐだぐだと言ってたら、
「HDMI対応のテレビを買いなさい」とかいわれて半ギレた。

世界の人間が全員HDMI対応のテレビを使ってると思われかと。
いや、いずれそうなるのかもしれないが、完全消滅はいささか早計だろう。
っていうか、あの大きさだと、精細な画面にしたって見えっこない。
全体的に大きくしてくれって話なんだけどなあ。

そういや、ネットやってても、小さい文字で改行なしのギチギチした文章は
一切読まずにスルーしてる傾向にあるのを思い出した。
あんなのって、人に読ませる気、一切ない…んだよね?
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by syuwan | 2007-12-22 02:07 | ゲーム
 
     
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